セラピスト

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DBT Tokyo を探しあててくださってありがとうございます。

​臨床心理士の高木美恵です。多文化がひしめく東京でさまざまなバックグラウンドを持ち、様々なことをお悩みの方々と日本語、英語、フランス語でカウンセリングをしています。スペイン語も必要に応じて使用しています。

2014年、​カナダのモントリオールでの臨床研修中にDBTに出会いました。正直最初は、分厚いマニュアルに驚愕する反面、採用されているスキルの効果を疑っていたと思います。マインドフルネス(当時は瞑想だと思っていました)には拒絶反応がありました。心の痛みを耐えるスキルは、自傷など破壊的な行為をしようとしている人を立ち止まらせるには、あまりにも単純でささいなことに感じました。うまく感情と付き合うためにすることは、感情に正しい名前を付けることから。絵文字と「やば!」ですべてを表す世代の人たちとそれをやるのだと思うと気が遠くなりました。長続きする人間関係を築くスキルはごく当たり前で、え?という感じ。私はこれを学んで、クライアントに何を伝えたいのか?

それが6か月の研修が終わるときには、ひとかけらの疑いもなく、DBTを深めようと思っていたのですから不思議です。DBTは効きます。何が、どうして、効くのかは、少しずつブログに書いていきたいと思います。ただ、ひとつここに書くとしたら、人生がどうしようもない位いろんなことがこんがらがった問題の塊に感じ、投げ出してしまいと感じるとき、最初にやらなくていはいけないことは、こんがらがったものをほどいていく作業なのだと思います。DBTのスキルはそれをやる方法を教えてくれます。

モントリオールを出てから、Behavioral Tech: A Linehan Institute Training Company の DBTトレーニングを修了しました。今もBehavior Tech を通して知り合ったオーストラリアのDBT セラピスト3人とチームを組み、毎週スキルを研鑽しています。あまりにもDBTにのめりこみ、好きになり、どうしても、きちんとDBTをやりたいという衝動に駆られ、2020年2月にこのカウンセリングスタジオを立ち上げることとなりました。

皆さんの中には、DBTは境界性人格障害の人のためのセラピーだと聞き、ちょっと及び腰になっておられる方もいらっしゃるかもしれません。自信をもって言えます。別に何も悩んでいなくても、DBTのスキルにははっとさせられます。私も毎日の生活の中で、「あ、今あれが使える」という場面にたくさん出くわします。ライフ・スキルとしてどんな方にもご利用いただけると思います。

 

臨床心理士になる前、私は​国際NGOで働いていました。20年間でアジア、西アフリカ、ラテンアメリカの25か国以上で様々な国出身の同僚たちと暮らし、旅をし、働きました。その間に結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、子育て、大学院での勉強、キャリア・チェンジも経験しました。私は文化の違う人と結婚するということ、第二・第三言語で生活したり働くということ、その傍らTCK(第三の文化を生きる子ども)と呼ばれる子どもを育てること、「国を離れている」という単純な事実が、人生の場面場面でまったく違う意味合いを持ち、いろいろな感情を引き起こすこと、国際的な移動が個人や家族の心理状態に与える負担、自分のために移住をしたとしても、その過程には大波小波があることを知っています。私も一つひとつの波を、現地の同僚やそのご家族の地の利や温かさと、国際職員の同僚たちとの助け合いの輪に支えてもらって乗り切り、その国その国での生活を楽しんできました。今度は様々な事情で日本にいる皆さんを受け入れる側としてサポートしたいと思っています。

この経験とDBTがうまく融合して、皆様のお役に立てるとよいな・・と思っています。

高木美恵

 <高木が修了したDBT関連の研修 >

PTSD治療のためのDBT長期暴露療法手順 2021

British Isles DBT Training 

  • フルDBT参加者のPTSDに対応する手順のワークショップ (4日間集中)

思春期の子供と家族のためのDBT 2020

Behavioral Tech: A Linehan Institute Training Company

  • 複数の家族でグループ・セラピーをする方法に特化したコース(6週間)

  

弁証法的行動療法 基礎・応用 2018

Behavioral Tech: A Linehan Institute Tbraining Company

  • DBTの成り立ち、個人セラピー手法、セラピスト・グループの結成と運営、スキルグループの運営(16か月)

  • セラピスト検討会(トレーニング中から現在まで毎週)

修士課程の臨床実習 2014

ダグラス大学附属病院(カナダ・モントリオール)

  • 思春期気分障害外来で英語、フランス語でDBTの複数家族セラピーの研修(6か月)